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● 強引なエージェント
1.契約を急がせる
良くない中国留学エージェントは、必ずと言って良いほど契約を急がせます。少しでも早く、申込書にサインをさせようとします。留学希望者の気が変わらないうちに、同業他社に取られないうちに、契約をしてしまいたいからです。
例えば9月から留学するならば、6月中旬頃に手続きを始めても、ほとんどの大学で十分間に合います。ところが、まだ5月なのに、急がないと間に合わなくなるとか言って、とにかく契約書にサインをさせようとします。
良いエージェントは、決して留学希望者を急がせません。満足のいく留学をしてもらうために、留学希望者が納得するまで待ちます。
2.付加サービスを強く勧める
現地サポートやビザ手続きの代行などは、中国留学エージェントにとって重要な収益源です。また、海外保険や航空チケットのあっせんも、保険会社や旅行会社からバックマージンが入りますので、これらも収益源となります。
これらは利用者にとっても便利な面があります。忙しい社会人などにとっては、すべて1つの会社に頼めば済むからです。ですが、それを強引に勧めるというのは、やはりほめられたものではありません。
こういったサービスがありますよ、と紹介するくらいはまったく問題ないでしょうが、しつこく何度も勧めてくるエージェントというのは、良心的とは言えません。
3.払うお金が不明確
支払うお金の総額が不明確な中国留学エージェントは非常に危険です。払うのは手数料だけだと思っていたのに、あとからあとから次々と新しい支払い項目が出てくる。これでは限りなく詐欺に近いです。
良心的なエージェントは、最初に支払うお金をすべて明示します。絶対に必要な支払い項目はこれとこれ、こういう場合にはこれが追加で必要、というように最初に明確にし、「これ以外に払うお金は一切ない」と明言します。そのあとで契約を結び、実際の手続きを進めていきます。
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